安定剤など精神科の薬の依存性の話
初診のときに、診断書を書いて貰い、薬を出すという話になり昔から親に言われてた事を聞いてみました。
「親が、精神科の薬は飲みだすとやめれなくなるし一生頼らないといけなくなると言うのですが…」
「ご両親どちらか今日一緒に来てる?」
「いえ」(来てないんかい!って思っただろうなって思いました)
「そういう偏見ってよくあるんだけどね、昔はもしかしたらそういう薬が出回ってたのかもしれないけど…貴方のこれ、お父さんが酒癖が悪くてよく暴れるのが怖いって書いてあるけどね…お父さんは毎日飲む?飲むならどれくらい?」
「毎日飲んでます。仕事のときはビール2本くらいで休みだと5、6本と焼酎とか…」
「なら分かると思うけど、安定剤や睡眠薬よりお酒の方が依存性があるよ。それくらいのレベルです。」
めっちゃ分かりやすっっっっっ!!!!!!!!!!なら大丈夫や!!!!!
って心の中で叫びました(笑)
「この抗うつ剤は依存性のある成分はないし、抗不安薬と睡眠薬は多少あるけど上手に付き合えば依存しないし、気になるなら成分の少ないのから処方するね。
それから良くなって一気にやめると離脱症状が出るからちょっとずつやめるようにちゃんとするから」
、とめちゃめちゃありがたいお言葉を頂きました。
要は容量用法しっかり言われた通り守れば全然大丈夫なんじゃん!
って思いました。
何となく偏見で依存性高くてやめれなさそうと思いがちですがそんなことないので、それに必要なければ薬も処方しないみたいですし安心して下さい。